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メアリー(ミーシャ・バートン)
乙女の湖 (ハヤカワ・ミステリ文庫)乙女の湖 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2003/01)
キャロル グッドマン

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黒き水をたたえた湖のほとり。三人の裸の女子生徒が呪文を唱えながら、身体を水にひたす―ラテン語の教師ジェーンは母校の女子高に赴任した直後、この奇妙な儀式を目撃した。まもなくこの中の一人が自殺未遂を起こし、さらにそのルームメートが凍った湖の中で死体となって発見される。やがて次々と起こる惨劇の根は、学園創立当時から潜んでいたことが明らかになるが…美しき花の園に昏き死が満ちる戦慄のサスペンス。


全寮制女子校を舞台とした王道のサスペンスものなんですけど、ヴァサー女子大を経てラテン語教師になったという主人公のキャリアに作者自身のキャリアが重ねられているぶん、耽美的でありつつも精緻なアメリカ北東部の情景や、女子校の人物描写が秀逸。ただ、ビアンキャラの扱いやら、物語の落としかたにはかなりの疑問符が。なんつーか、わたしだけが幸せになれっ! みたいな。そりゃないでしょうと。しかし、わたしとしましては、真犯人の一途な想いと病みかたにグッときました。彼女の視点に立ち、彼女の一生を察するとねぇ・・・なんかこう、せつなさに胸がつまります。作者が決して、彼女に思い入れてはいないであろうあたりもねぇ、余計に物悲しさを煽るのですね。決して万人向きの作品ではないと思いますが、神話や古典詩が日常会話に溶け込んでいるなど、これもアメリカ流乙女チックワールドのひとつであることはたしか。興味をもたれたかたはご一読あれ。

なわけで、カナダの全寮制女子校を舞台とした映画、『翼をください』へ話を持っていきたいなと。これは実際に同性愛が引き金となって起こった事件をもとにした小説が原作となっています。物語は、マウスというあだ名をもつおどおどとした少女が、父親の再婚相手から厄介払いされるように寄宿舎へ入れられるところから始まります。そのマウスことメアリーを演じているのが、今回の目玉であるミーシャ・バートン、当時14才。メアリーと同室になったのは、快活なトリーと不良っぽいポーリー。まるで合わせ鏡のようなふたりなんですが、とても仲が良く、いじめられっ子オーラ全開のマウスを、あたたかく迎え入れてくれます。夜、目覚めてふと窓の外を見たメアリーは、トリーとポーリーがキスしているところを目撃してしまうんですね。それからというもの、とくに隠すでもなくメアリーの前でもいちゃつくようになるふたり、じつは恋人同士だったのです。素晴らしい。最初はすこし驚いたものの、ふたりが自分を受け入れてくれたように、ほどなくその事実を受け入れるメアリー。ますますもって素晴らしい。それから3人の絆はますます強くなっていくのでした。そんなある日、森をランニングしていた3人は、傷ついて飛べなくなったハヤブサをみつけます。ポーリーはその場に残り、ハヤブサの面倒をみることに。先に行ったトリーとメアリーは、トリーの兄の友人たちと出くわします。トリーに気のあるそのうちひとりが彼女をパーティに誘いますが、トリーはあっさり拒絶。しかしトリーは、妹とその友人にポーリーと一緒にベッドで寝ているところを見られてしまいます。一瞬にして同性愛の噂が広まり、それが両親の耳に入ることを恐れたトリーは、ポーリーを避けるように。傷ついたポーリーは、何度となくトリーに復縁を持ちかけますが、トリーは取り合いません。それどころか、例の森で出逢った兄の友人とつき合い始めます。孤独に震えるポーリー。そんな彼女を見かねたトリーは、メアリーにポーリーの力になってあげてと頼むのでした。やがて意を決したポーリーは、トリーの彼氏となった少年に決闘を挑みます。そして・・・。とまぁ、こういうお話なんですけども。少女百合に萌えてしまう人たちの間では、『乙女の祈り』とならんでカリスマ的な人気を誇るこの作品。その理由のひとつが、反則気味の金髪ツインテールに抜けるような白い肌をしたミーシャ・バートンの幸薄そうな困り顔が可愛い過ぎ、というのは自明の理なわけでして、なにも今さらわたしがクドクドと語ることもないかと思われますが、まじぶっちゃけこの頃のミーシャはやばいです。もちろん3人とも可愛いんですけどね。じつはけっこう校長先生もスキ。なんだか思い入れが強すぎてガッツリ語りたいけど、ひとことで済ませられないテーマですし、次回は『乙女の祈り』のケイト・ウィンスレットかメラニー・リンスキーで。そろそろ得意中の得意分野だけに全力投球でいきますよって、だんだん何言ってんだかわからなくなってくるかもしれませんが、ひとつよろしくおつきあいくださいね。

翼をください 原題 : lost and delirious 製作年 : 2001年 製作国 : カナダ

                                   林茉莉

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【2008/10/31 14:19 】
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ジェイシー(シビル・シェパード)
サボッテごめんなさい。大好きです、わたしもゴールディ・ホーン。偶にまったく笑えないシリアスものでもOK!でも、やはりコメディエンヌと言えばゴールディ、最高ですね。20歳前後位のデビュー作でしたよね。大女優のイングリット・バーグマン、これまためちゃ面白いおじさまウォルター・マッソーとのトライアングル名演。あのアパート直ぐに浮かびます。ファッションもかわいいですね。もう40年ほど前の映画なのですね。ブロンド美少女繋がりでウィウィ浮かび綻ぶのですが、子役からスター、オスカー2度獲得のジョディ・フォスター!でも、デルピーやシャルロット同様にもうちょいと待っておきましょう。パッツィ・ケンジットは「青い鳥」と「華麗なるギャツビー」の童女時代もかわいいから好きです。「華麗なるギャツビー」ではミア・ファローの娘役でしたが、かなり後に「ミアの告白」なる映画でミア役をパッツィが演じており、何か因果なものを感じたものでした。茉莉ちゃんの記事のさらに前のロマーヌ。その続編のような作品は未見ですのでメモメモっと。色々右往左往しますが、ロマーヌの少女時代といえば「野性の夜に」「ミナ」「伴奏者」はどれも好きです。でも、一番かわいいのは「神風」です。「ディーバ」ですっかりファンになったリシャール・ボーランジェ作品で観たのですが、父娘役で親子共演していまして、とんでもなくかわいいです!どこがって、まだ大人の階段上ってない頃のあの体型。なかなかユニークな内容ですが、一番の名場面が脳裏に焼きついています。「なまいきシャルロット」の映画ポスター(かなり大きい版)が部屋に貼ってあるのです。そのときめく瞬間に間髪入れずにロマーヌがそのポスターのシャルロットのポーズをキュっと真似るのですよ!!もうこの場面だけでいい。それから、またブロンド美少女に戻りまして「ラスト・ショー」のジェイシー役のシビル・シェパード。「サボテンの花」よりやや後の1971年作品で、アメリカン・ニュー・シネマの名作のひとつですよね。侘しさ、空虚さ、やるせなさ、倦怠のような独特のムードが全編に溢れていて、そのモノクロームな映像の中の若者たち(ティモシー・ボトムズが良かったと二度目に思いました)の心理描写と50年代のアメリカを感じたものです。町いちばんの美女のジェイシーは高校生。恋もしたいし性的な興味もいっぱい。わたしはこのジェイシーにまったく感情移入できずに冷静に美人だな~とシビル・シェパードを見ていたのです。その後、デ・ニーロの「タクシー・ドライバー」でトラヴィスが恋焦がれる美人役でも出演されていましたね。歌う女優さんでもありますね。マンディ・スミスはジャケットだけ見て喜んでいました。まるで河合その子ちゃんの時と同じで、アルバム聴いたことないのでまた教えてくださいね。ビル・ワイマンの恋人だったのかと思えば結婚していたのですね。しかし、あのユーロ・ビート(AVEXの前身でもある分野)全盛期、バブリーでした。サマンサ・フォックスはまったくノンノンなわたしです。あのルックスはこの上なく苦手、まるで女獣のようで。そこが魅力でもあったのでしょうね、ピクチャー・レコードとか見たことあります。カイリー・ミノーグは好きです(ダニー・ミノーグはちょっとダメ)。茉莉ちゃんは口の大きめの女の子がお好きですが、わたしは薄い唇大好きな傾向です。ごちゃごちゃですが今回はこの辺で。

ラスト・ショー 原題 : The Last Picture Show 製作年 : 1971年 製作国 : アメリカ

                           青猫

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【2008/10/27 06:47 】
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トニ(ゴールディ・ホーン)
ブロンド美少女という括りで、わたし的にどうしても外せないのがゴールディ・ホーン。コメディエンヌという立ち位置もジャストミートとしか言いようのない、いつまで経っても女の子らしさというか、かわいらしさを失わない稀有な存在だと思います。日本人ですと、加賀まりこみたいな。もちろん一押しの出演作は、映画デビュー作である『サボテンの花』。主役はタイトルどおり、イングリッド・バーグマン扮する、潤いを失ってしまった歯科医院の受付嬢。いまっぽく言えば、干物女というところでしょうか。彼女はうっすら雇用主である歯科医に恋をしているのだけれども、たぶん自覚がない。そんな歯科医は、ゴールディ・ホーン扮する若い娘とつきあっているんだけど、彼女が突然自殺未遂騒ぎをおこしたことから、みたいなお話だったと思います。はっきりと内容を憶えていなくてすみません。たしか、当時ゴールディは20代前半だったかと。若干遅めのデビューですね。もともとは舞台とかやってたんじゃなかったかな。しかしこの作品でアカデミー賞・ゴールデングローブ賞をダブル受賞。キャリアの滑り出しとしては、順風満帆なわけです。しかしねぇ、このときのゴールディはレイト60sのファッションも手伝って、ほんっとかわいいんですよ。住んでるアパートの内装とか小物とかも、すごくかわいかった。ゴールディのファンになって初めて、「あ、わたしは口のおっきな娘が好きなんだな」と自覚したのですけど、口に限らず、とにかくひとつひとつのパーツがおっきい。そのあたり、ぬいぐるみ的なかわいさを醸し出すもとになっているのかも。歌の方もがんばっておりまして、『サボテンの花』と時期を同じくカントリーっぽいレコードを1枚出しております。CD化もされておりますので、これはもうペギー・リプトンですとかシビル・シェパードですとかツイッギーですとかジーン・シュリンプトン・・・は出してないか、のアルバムとあわせて手に入れていただきたいと思います。そういえば、ゴールドフィンガーあたりに出ていたボンドガールが唯一出したレコードが部屋のどこかにあったな・・・発掘せねば。

サボテンの花 原題 : cactus flower 製作年 : 1969年 製作国 : アメリカ

                           林茉莉


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【2008/10/20 09:51 】
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ステイ・ウィズ・ミー(パッツィ・ケンジット)
このあたりで、わたしがブロンド美少女に転びました顛末などを。きっかけはずばり、パッツィ・ケンジットなのです。当時、パッツィが超ミニスカで歌い踊りバイクにも乗っちゃう、エイス・ワンダー「ステイ・ウィズ・ミー」のプロモビデオにやられた人、たくさんいたはず。かくいうわたしも、キュートとかコケティッシュとはこういうことだったのか! という具合に、第3の眼が啓く勢いの衝撃を受けました。ピーター・バラカンが持っていたラジオ番組で「ステイ・ウィズ・ミー」が紹介されたとき、商業ポップスの権化であったPWLのプロデュースということも手伝ってか、バラカンはボロクソに貶しまくったんですけども、一緒にDJを務めていた鈴木さえ子が、「かわいくっていいじゃないですか~」なんて返してまして。この人は物事の本質をわかっている! 姉さんについていきます! などと密かに決意したものです。他にブロンド美少女といえば、マンディことマンディ・スミスという超絶美少女もいました。でも彼女はどちらかというとロリっぽい雰囲気のパッツィとは対極に、すごく大人っぽい美形だったんですね。リック・アストリーあたりとつきあってるだなんだという噂がありましたが、なぜかローリング・ストーンズのビル・ワイマンと30才とか40才とかの年の差婚をしてしまいました。しかしとっとと別れ、莫大な慰謝料をせしめたとか(笑い)。おかげでワイマンはバンドを首になるし、やはり小悪魔だったんですな。そこへオーストラリアのカイリー・ミノーグを加えた3人が、洋楽ポップスのブロンド美少女3人娘ってかんじでしたね。通な人ですと、トランスヴィジョン・ヴァンプのウェンディ・ジェイムズを挙げるかもしれません。サマンサ・フォックスはちょっと毛色が違ったし、除外する方向で。もちろん嫌いじゃないですよ、同性婚したからとかは関係なく(笑い)。

子役上がりであるパッツィ・ケンジットは、もともと女優業が本業だったわけですけれど、わたしが挙げられるとすれば、エイス・ワンダーのデビューとほぼ同時期に公開された『ビギナーズ』くらいでしょうか。当時17才ぐらい。とはいえ、わたしこの映画の内容をほとんど憶えていないのですよ。シャーデーが歌ってたとか、デヴィッド・ボウイが出てたとか、そういうことは想い出せるのですけど・・・もちろん、パッツィって歌声もさることながら、普通にしゃべってる声こそが強烈にかわいい! というのを知り得た、わたしにとっては最初のソースでもあります。20才過ぎには『リーサル・ウェポン2 炎の約束』でハリウッドデビュー。しかしここで、メル・ギブソン相手に濃厚なラブシーンを演じたうえ、最後は殺されてドザエモンになってしまう役を演じたのが悪かったのか、来る役来る役そんなのばっかり。パッツィも少しは仕事を選べばいいのに、なんか引き受けてしまうのですね。アリッサ・ミラノといいドリュー・バリモアといい、元子役でアイドルっぽい活動もしていた娘というのは、どうしてもこういう道を辿ってしまうものなのでしょうか(バリモアは奇跡の復活を遂げましたが)。そんな彼女のトホホな出演歴ですが、唯一ビデオで所持していますのが、1993年の『ブロンドの標的』という作品。「父親の遺産を継いだ青年が、2人の謎のブロンド美女に翻弄されるさまを描いたフィルムノワール調の悪女サスペンス。主演女優2人が見事な肢体を披露してみせる、官能描写も魅力の一つ」という作品解説からもおわかりいただけるように、いかにもアメリカの暇を持て余した若造向け娯楽作ではあるのですけど、2人の謎のブロンド美女が、じつは姉妹の盗賊っていうか詐欺師でして、青年はいいようにカモられただけでしたってオチが良かったんでしょう。どんだけ姉妹設定に弱いんだというわたしの属性が明らかになったところで、この記事はこれまで。

ビギナーズ 原題 : absolute beginners 製作年 : 1986年 製作国 : イギリス
                            
                            林茉莉

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【2008/10/20 08:45 】
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メラニー(デボラ・フランソワ)
デイヴィッド・ハミルトンについては、さまざまな噂や憶測が飛び交っていて、本人像がもうひとつ正確に伝わってこない印象がありますね。セシル・ビートンとかだと、『ユリイカ』の特集なんかを読んだことがありますけど。たしか、幼少時にヘミングウェイよろしく女装させられていたとか(うろ覚え)。ハミルトンの撮った写真の中でもっとも強く記憶に残っているのは、吉野千代乃というシンガーが86年にリリースしたセカンドアルバム、『SLOW DANCE』のジャケット。目にした瞬間、電撃にやられたようなショックを受けたのを、いまでもはっきりと憶えています。なんといっても、ロマンティック・チュチュふうの衣装が最高。曲的には、80年代の女性アイドルに多数の楽曲を提供していた松宮恭子のペンによる「口づけからはじめて」がよいですね。ミュリエル・ダックのデビューアルバムに収録されていた「レヴィアン・デュマン~明日またきて」という曲と相性がよく、編集テープに並べて入れたりしたものです。初期のアンテナにも通じるペナペナのシンセ音とチャカポコしたリズムも愛らしい、リゾートふうラブリーマリンな佳曲。そうそう、青猫さんの「愛のファンタジー」情報もチェックしなくてはなりませんでした。美少女番長である青猫さんに、追いつけ追い越せでがんばる所存であります!

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さて、ベアールにどうつなげたものかと逡巡しました結果、順当にいけばデルピーなんですけど、それはあとに取っておきたいなと。ひとつ前にはシャルロットもいることだし、ロマーヌ・ボーランジェでいってみようかというところで、ふと思い出したのが『譜めくりの女』という映画。といいますのも、オペラ歌手の伴奏者に扮したロマーヌが、憧れの彼女に対する愛憎や、時代の波に翻弄される姿を描いた『伴奏者』を連想させるからなんですね。しかしながら、『伴奏者』がおもにロマーヌの内的な葛藤へスポットを当てていたのに対し、『譜めくりの女』は復讐劇なんでして、人気ピアニストのなにげない行動に深く傷つき、プロのピアニストになる夢をあきらめた少女が、周到な計画のもとに彼女へ近づいて復讐を遂げるお話。復讐者となる少女メラニーに扮するのは、これが2本目の映画出演作となるベルギー出身のデボラ・フランソワ、当時18才。この娘がまた、デルピーっぽい雰囲気を持ちつつ、素晴らしいモデル体型なのには溜息が出ます。エロティック女王のベアールに負けじと、その若さと美貌でもって、夫も子供もいるピアニストを誘惑し、恋におとしちゃったりもします(ここ重要)。しかしどちらかというとキュートさのきわだつベアールにたいし、デボラは清楚さがきわだっていますね。そして、輝かしいブロンド娘であることも特筆事項でしょう。まだまだこれからの女優さんですので、今後が楽しみです。

譜めくりの女 原題 : la tourneuse de pages 製作年 : 2006年  製作国 : フランス

                               林茉莉

page turner

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【2008/10/13 16:03 】
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エレーヌ(エマニュエル・ベアール)
どう繋げようか...と妄想頭がニヤニヤするのですが、ほぼ同じ時期に製作されたデヴィッド・ハミルトンの『青い性』(これDVD化された時に改題していますよね、後ろには”処女喪失”とも)。いつも思いますが、こんなタイトルを機に鑑賞した人ってガッカリでしょうね。販売会社のターゲットが狂ってるように思えてなりません!ある人々にとってはハミルトンはある種の禁忌であり迫害の対象にもなっているそうですね。わたしにはハミルトンのいったい何処が猥褻なのかさっぱり分からないのですが、未だにDVD化されない『ビリティス』だけは劇場公開されているのですよね。スクリーンで鑑賞するにはもう少し早く生まれていなければなりませんでした。『青い性』と同時期のソフィーの『ラ・ブーム』は大ヒットだったですね。ホントに可愛かったです。茉莉ちゃんとは前世兄弟か姉妹だったのでは??と思うくらいあれやこれやと語ってしまうのですが、ソフィーの記事での「愛のファンタジー」で思い出したことがあります。わたしも手許になく(棚を探しておきます)はっきりしないのですが、確か”オスカル”なる人が歌ったりしていませんでしたかね(違う曲かもです)。何者だろう...と当時思いましたが忘却の彼方から甦りました。

ベアールよりソフィーの方が先にアイドルとなり日本でも人気者でしたね。その頃は映画雑誌も買い始めていたので表紙を飾る度合いで人気度が示されていたとも言えますね。アリッサ・ミラノやフィービー・ケイツ、ジョディ・フォスターやナスターシャ・キンスキー、ダイアン・レインやブルック・シールズ...そういう時代でした(それらの雑誌まだ持っていますのでまた見ておきます)。フランスというとソフィー・マルソーだったですね。ソフィーより1つ年上のベアールのデビュー作がハミルトンの『青い性』。ベアールはリヴェットの『美しき諍い女』でグンと評価されたので日本では遅めの一般的認知ですが、私は日本公開、ソフト化されたもの今のところ全部観ています。自慢でもなんでもなく駆られるのですから仕方ありません。ベアールの知名度、認知度と共に嘗ての未公開作品もソフト化されました。この『青い性』も最初のビデオは『デビッド・ハミルトンの妖精たちのプレリュード 朝霧に香る甘い旋律』という優美なタイトルでした。断然こちらの方が好みですが、原題からすると『青い性』でもいいかな。

長くなるのでまたの機会にとも思いますが、わたしの中でベアールもソフィーもかなりエロティックな肢体の持ち主で、ベアールはエロティック女王です。女性的、女性らしいということでもあります。着痩せするタイプですね。しかし、バンバン脱ぎますのであれ~!?と仰天してしまったのが『無秩序な少女』です。『青い性』の時、17.18歳頃です(既にベアール特有の曲線は完成しているようです)がその数年後の変容に仰け反りました。個人差はありますがやはり大人になり行く過程の少女期については、様々な思いが募る一方です。時よ止まれ!と願っても叶わないのです。『青い性』はエレーヌだけが主役ではなくて、3人の少女たちが主役です。背景や自然描写も実に美しいハミルトン映画です。唯一納得いかないのは彼女たちはそれぞれ可愛いのに出てくる男子たちがまったく可愛くないですね。ハミルトンは男性の審美眼も長けているので、きっとわざとですな。

青い性 原題 : PREMIERS DESIRS 製作年 : 1983年  製作国 : フランス・西ドイツ

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【2008/10/10 07:29 】
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ゴー・オン・フォーエヴァー(ソフィー・マルソー)
フォー・エヴァーつながりということで、いやがおうにも思い出されるのが『ラ・ブーム』の挿入歌だった「ゴー・オン・フォーエヴァー」。これがまたなんともいい曲で・・・いまでもどっぷり浸れるし、聴きながらうっすら目が潤んだりもしてしまう思い入れの強い1曲なのです。歌っているのは、主題歌「愛のファンタジー」を大ヒットさせたリチャード・サンダーソン。ピンクのハート型シングルなんてのもありました(笑)。「愛のファンタジー」はサンダーソンがソロで歌っているのですが、「ゴー・オン・フォーエヴァー」は女性ヴォーカルとのデュエット。誰が歌っているのか知りたいのだけれど、手許にある1と2のサウンドトラックをカップリングしたCDにはとくに表記がなかったり。しかも、そのCDには曲名が「ゴー・オン・フォー・エヴァー」と表記されていて。なのでフォー・エヴァーつながり・・・なんですけど。まわりくどいうえにややこしくてすみません。作曲は名匠、ウラジミール・コスマ。劇伴も手掛けた作曲家が書き、ピンの歌手に歌わせてヒットした主題歌って、意外と珍しいような気がします。他にぱっと思いつくのは、『華麗なる賭け』の「風のささやき」、かな。今ではなにゆえ仏映画に英語? と思いますが、まだ当時はそんなに英語曲が氾濫していなかっただけなのかも。そして、やっとですよ。主演はもちろん、当時13才のソフィー・マルソー。あの憂いをたたえた目許がすごくキュート。健康的なようで、ほのかに漂うアンニュイさが、いかにもフランスの女の子ってかんじで。彼女に自分を重ねて、リセエンヌに憧れた女の子も多いんじゃないかと思います。もちろん将来は、リッキー・リー・ジョーンズの1stアルバムのジャケット写真みたいになるだもん! みたいな。そういえば、『ほうらリセエンヌ』なんて少女マンガもありましたね。

ラ・ブーム 原題 : La Boum 製作年 : 1980年 製作国 : フランス

                                 林茉莉

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【2008/10/08 14:25 】
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レモン・インセスト(シャルロット・ゲンズブール)
茉莉ちゃんも大好きな『なまいきシャルロット』は欠かせないのですが、わたしが最初にシャルロットにドキンドキンしたのはお父様の『LOVE ON THE BEAT』で歌わされている少女シャルロットの姿を妄想し焼き付いてしまった時。もうあの一生懸命歌っている鼓動が響くようで。とにかく可愛いとしか言えません。語尾で息途絶えそうなところなど、もう全身震えます。なんというのか、『スーパーガール』のヘレン・スレイターが宙を軽く飛ぶシーンがありますが、わたしもそんなことが出来そうな妙な錯覚を覚えるみたいな。セルジュはナボコフの『ロリータ』を実の娘シャルロットと!この時期を待っていたのでしょうね...遂には賛否両論の近親相姦映画『シャルロット・フォー・エヴァー』まで作りました。シャルロットが成長してきたので、次の白羽の矢はエロディ・ブシェーズに。とんでもない審美眼だと敬服する次第です。そもそも、元祖フレンチ・ロリータとでもいうべきフランス・ギャルをアイドルにしてしまった。これは幸か不幸かと複雑な思いでもやもやします。茉莉ちゃんのお好きなヴァネッサちゃんもセルジュが大きく担っていますしね。

今回から『少女イデア』の一員になりました青猫と申します。ロリ声大好きで音は限りなく暗いほうがさらに好みです。絵的には痩身、薄胸、色白、薄めの顔立ち(パーツは大きくない方が好き、でもテリトリーかなり広い)の気の弱そうな少女が好みです。髪や瞳の色は臨機応変。茉莉ちゃんはブロンド好きでしたね。フランスはあまりオリジナル・ブロンドの国ではないですがブロンドにさせられ、そのイメージのままのバルドーやドヌーヴ...セルジュとは趣の少し異なるロリータ調教師ロジェ・バディムも欠かせませんね。憎いような気もしますが作品はほぼ好きです。

画像ですが『シャルロット・フォーエヴァー』よりです。『レモン・インセスト』のセルジュの裸体が好みでありません。でもセルジュ好きというアンビバレントさ。シャルロットは『レモン・インセスト』の頃12歳くらいで、『シャルロット・フォーエヴァー』の頃は14歳くらい。良い時期ですな。やはりセルジュは逃さなかったですね。確信犯ですね☆LOVE etc.

レモン・インセスト 原題 : LEMON INCEST 製作年 : 1984年  製作国 : フランス

                                      青猫

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【2008/10/07 10:02 】
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マチルド(ヴァネッサ・パラディ)
そんなこんなで、2度目の仕切り直しとなった当ブログ。今回は当初の「おんなのこイズム」へと立ち返りつつ、より自身の内面に忠実な内容をしたためていこうと思っている次第です。とはいえ、いままでが自分を偽っていたのかというと、そうでもないんですけど。そこで、まずはこいつを取り上んとと。7~8年前まで、わたしとにかくヴァネッサ・パラディがもうありえないぐらい好きだったんですけど、そのきっかけとなったのが『白い婚礼』という映画なんですな。堅物の高校教師、しかも科目は哲学を教えておるおっさんが、透き通るような肌に細い肢体、そしていつも物憂げな女生徒の家庭が複雑であることを知り、そして本人が実は勉強のできる子であることを知るに及んで、せっせと個人授業をするようになる。女生徒マチルドは、そんな教師に尊敬の念を抱きつつ、いつしかそれが初恋にかわってゆき、愛に飢えていた彼女は彼を求めて、次第に狂気じみた行動にまででるようになる、というような内容。このあとヴァネッサが出演した『エルザ』よりはだいぶまし。なんですが、マチルドのため、妻のためと欺瞞全開で保身に走るおっさんの姿に、ただただ唖然とさせられます。そこは気合でチャクラをひらき、いらない子フィルターをフル稼働しておっさんの姿をパージしましょう。が、そこはそれ、おっさんが道を踏み外すのも無理はないわなと思わず勢いで納得させられるほど、当時16才のヴァネッサ・パラディは美少女すぎたのですね。かつて杉本彩が「わたしは豹よりも豹柄の似合う女」などとおっしゃっておられましたけれども、アニエスのカーディガンがまるで彼女から生えているんじゃないか(我ながらおかしな表現ですが)と思わせられるほど、フレンチ・ロリータとしてヴァネッサは完璧だったですよ。系統でいうとブリジット・バルドー路線なんですけどね。若干カルディナーレも含有してるっぽいところがわたしとしてはツボ。『ちょびっツ』のちぃが実在したら、きっとこんなかんじじゃないか?みたいな。違うか。

白い婚礼  原題 : Noce Blanche 製作年 : 1988年  製作国 : フランス

                                林茉莉

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テーマ:映画 - ジャンル:サブカル

【2008/10/06 13:00 】
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