スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】
スポンサー広告
メアリー(ミーシャ・バートン)
乙女の湖 (ハヤカワ・ミステリ文庫)乙女の湖 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2003/01)
キャロル グッドマン

商品詳細を見る

黒き水をたたえた湖のほとり。三人の裸の女子生徒が呪文を唱えながら、身体を水にひたす―ラテン語の教師ジェーンは母校の女子高に赴任した直後、この奇妙な儀式を目撃した。まもなくこの中の一人が自殺未遂を起こし、さらにそのルームメートが凍った湖の中で死体となって発見される。やがて次々と起こる惨劇の根は、学園創立当時から潜んでいたことが明らかになるが…美しき花の園に昏き死が満ちる戦慄のサスペンス。


全寮制女子校を舞台とした王道のサスペンスものなんですけど、ヴァサー女子大を経てラテン語教師になったという主人公のキャリアに作者自身のキャリアが重ねられているぶん、耽美的でありつつも精緻なアメリカ北東部の情景や、女子校の人物描写が秀逸。ただ、ビアンキャラの扱いやら、物語の落としかたにはかなりの疑問符が。なんつーか、わたしだけが幸せになれっ! みたいな。そりゃないでしょうと。しかし、わたしとしましては、真犯人の一途な想いと病みかたにグッときました。彼女の視点に立ち、彼女の一生を察するとねぇ・・・なんかこう、せつなさに胸がつまります。作者が決して、彼女に思い入れてはいないであろうあたりもねぇ、余計に物悲しさを煽るのですね。決して万人向きの作品ではないと思いますが、神話や古典詩が日常会話に溶け込んでいるなど、これもアメリカ流乙女チックワールドのひとつであることはたしか。興味をもたれたかたはご一読あれ。

なわけで、カナダの全寮制女子校を舞台とした映画、『翼をください』へ話を持っていきたいなと。これは実際に同性愛が引き金となって起こった事件をもとにした小説が原作となっています。物語は、マウスというあだ名をもつおどおどとした少女が、父親の再婚相手から厄介払いされるように寄宿舎へ入れられるところから始まります。そのマウスことメアリーを演じているのが、今回の目玉であるミーシャ・バートン、当時14才。メアリーと同室になったのは、快活なトリーと不良っぽいポーリー。まるで合わせ鏡のようなふたりなんですが、とても仲が良く、いじめられっ子オーラ全開のマウスを、あたたかく迎え入れてくれます。夜、目覚めてふと窓の外を見たメアリーは、トリーとポーリーがキスしているところを目撃してしまうんですね。それからというもの、とくに隠すでもなくメアリーの前でもいちゃつくようになるふたり、じつは恋人同士だったのです。素晴らしい。最初はすこし驚いたものの、ふたりが自分を受け入れてくれたように、ほどなくその事実を受け入れるメアリー。ますますもって素晴らしい。それから3人の絆はますます強くなっていくのでした。そんなある日、森をランニングしていた3人は、傷ついて飛べなくなったハヤブサをみつけます。ポーリーはその場に残り、ハヤブサの面倒をみることに。先に行ったトリーとメアリーは、トリーの兄の友人たちと出くわします。トリーに気のあるそのうちひとりが彼女をパーティに誘いますが、トリーはあっさり拒絶。しかしトリーは、妹とその友人にポーリーと一緒にベッドで寝ているところを見られてしまいます。一瞬にして同性愛の噂が広まり、それが両親の耳に入ることを恐れたトリーは、ポーリーを避けるように。傷ついたポーリーは、何度となくトリーに復縁を持ちかけますが、トリーは取り合いません。それどころか、例の森で出逢った兄の友人とつき合い始めます。孤独に震えるポーリー。そんな彼女を見かねたトリーは、メアリーにポーリーの力になってあげてと頼むのでした。やがて意を決したポーリーは、トリーの彼氏となった少年に決闘を挑みます。そして・・・。とまぁ、こういうお話なんですけども。少女百合に萌えてしまう人たちの間では、『乙女の祈り』とならんでカリスマ的な人気を誇るこの作品。その理由のひとつが、反則気味の金髪ツインテールに抜けるような白い肌をしたミーシャ・バートンの幸薄そうな困り顔が可愛い過ぎ、というのは自明の理なわけでして、なにも今さらわたしがクドクドと語ることもないかと思われますが、まじぶっちゃけこの頃のミーシャはやばいです。もちろん3人とも可愛いんですけどね。じつはけっこう校長先生もスキ。なんだか思い入れが強すぎてガッツリ語りたいけど、ひとことで済ませられないテーマですし、次回は『乙女の祈り』のケイト・ウィンスレットかメラニー・リンスキーで。そろそろ得意中の得意分野だけに全力投球でいきますよって、だんだん何言ってんだかわからなくなってくるかもしれませんが、ひとつよろしくおつきあいくださいね。

翼をください 原題 : lost and delirious 製作年 : 2001年 製作国 : カナダ

                                   林茉莉

burton.jpg
スポンサーサイト

テーマ:映画 - ジャンル:サブカル

【2008/10/31 14:19 】
映画 | コメント(0) | トラックバック(0)
<<ポーリー(パイパー・ペラーボ) | ホーム | ジェイシー(シビル・シェパード)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://shoujoidea.blog23.fc2.com/tb.php/35-d644e31d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |