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ポーリー(パイパー・ペラーボ)
次の『乙女の祈り』も凄く楽しみですが、このレア・プール監督の『翼をください』をもう少し続けさせてください。ミーシャ・バートンが出演しているので観たのですが、その後5回以上は観ています。何度も観る映画はかなり好きなのだろうと思います。17歳の3人の少女たち。メアリー役のミーシャ・バートンは14か15歳位で、トリー役のジェシカ・パレは20歳位。ポーリー役のパイパー・ペラーボは25歳頃です。その後、パイパー・ペラーボは『四角い恋愛関係』でもレズビアン役を演じていました。こちらはハッピーエンドのラブ・コメ風で軽く楽しめました。この『翼をください』の3人の少女たちのそれぞれの心理描写が素晴らしいですね。女性監督ならではだと思います。それぞれの17歳であるが故の行動に共鳴します。メアリーの語りで始まり終わりますが、わたしはこの映画の中ではポーリーが好きです。17歳という年齢、個人差がかなりありますね。あまりの情熱さで砕けてしまうポーリーの純真さ、そして愛を得られず死に至る選択。悲しい結末ですがハヤブサは飛び立ちますね。この感情はとても綺麗です。”少女特有の”という形容が色々ありますが、意地悪さや残酷さを描くものも多いですね。わたしは自らの感情に率直に突き進むが故の苦悩で砕けてしまうポーリーの少女性のようなものがとても好きで考えます。トリーは一足先に大人になっていますね。家族や世間の目というものを意識して男の子を選びます。後半で、メアリーにポーリーが悲痛な叫びを発します。”私はレズビアンじゃない。トリーが好きなの”と。そこでウっとなるメアリーの気持ちも分かるのですが。シェイクスピアの引用効果も好きです。わたしも校長先生役のジャッキー・バロウズ好きです。『赤毛のアン』や『アボンリーへの道』にも出演されている英国生まれのカナダ育ちのお方。先生がポーリーの気持ちを理解しようと努めている様子も伝わりますが、誰にもポーリーの加速する激情は止めることなどできない。個人差がとてもある思春期。一概には言えない複雑な心の襞からヒリヒリするもの、それこそ純粋さだと思います。このポーリーの汚れ無き感情は崇高で胸を打たれます。こういう安易な言葉ではわたしのポーリーへの気持ちは伝えられない程、このポーリーが好きです。好きになった人が女の子であった。それを傍目には”レズビアン”と。陰口を言う人も多い。この映画はレズビアンというセクシュアリティという問題提起で”愛すること”を問うた作品だと思います。トリーは美人だしそのまま大人になって社会に出て行くのでしょうね。メアリーはポーリーの死を経て校庭に植えた草木の成長と共に少しずつ大人になって行くのでしょうね。そして、ポーリーは不純物を知ることなく純粋な感情を持ったまま翼をハヤブサに授け飛び立ちました。わたしは長く生きています。ポーリーの気持ちがとても分かるのはもう少し幼い頃のことに起因しています。わたしが死に至らず今ものうのうと生きていられるのはポーリーの精神年齢ではなかったからです。同じ10代、思春期云々...ごっちゃには出来ません。また、少女というものが大切なのは何故か?という自らの問いに未だに答えは見つからず。”かわいい”とか”美少女”という言葉よりも最も心を鷲掴みされるのは大人になる手前のあまりにも微妙で複雑で不安定だけれど、真っ正直な純粋さです。思うまま書き綴りましたが一部です。

翼をください 原題 : lost and delirious 製作年 : 2001年 製作国 : カナダ

                                   青猫

lostanddelirious.jpg
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テーマ:映画 - ジャンル:サブカル

【2008/11/06 05:48 】
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